遺産分割協議書

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目次

・遺産分割とは
・遺産分割の方法
・遺産分割協議書のポイント

遺産分割とは

基本的に、遺言がない場合、相続財産は法定相続分によって分けられます。(法定相続分についてはこちら)
この法定相続分は現金などの分けられる財産にはもちろん適用されるのですが、家などの分けられない財産にも適用されてしまいます。
つまり「家を1/2相続する」ということが起きてしまい、その場合相続人同士で家を共有することになります。
これでは実生活が不便になってしまいます。
そこで、これを解消するのが遺産分割です。
遺産分割とは、様々な事情を考慮して、相続人ごとに具体的に相続財産を分割することをいいます。
簡単に言えば、「妻には家」、「長男には現金」、「次男には現金」といった具合です。
 
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法定相続分を持分とする共有関係

↓遺産分割後

 
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妻は現金1000万円と引き換えに家を得た場合
 
以下のような場合にも遺産分割は有効です。(遺産分割は相続人全員の合意が必要)
 
法定相続分と異なる分割をしたい場合
遺言の分割方法と異なる分割をしたい場合

遺産分割の方法

相続人全員による協議

こちらが一般的な方法です。遺産分割の内容を書面にまとめた「遺産分割協議書」の作成をおすすめします。
紙に残すことで、後あとのトラブルを回避できます。(言った言ってない論争など)

家庭裁判所の審判

上記の協議が調わない場合や、できない場合、各相続人の請求により、家庭裁判所の審判で行います。
こちらの方法はお金も時間もかかります。

遺産分割協議書のポイント

ここでは遺産分割の内容を書面にまとめた「遺産分割協議書」のポイントを紹介します。

遺産分割の具体的な方法

現物分割
現物をそのまま分ける方法
換価分割
遺産を売却し、現金にし、それを分配する方法
代償分割
遺産を引き受ける代わりに、代金を他の相続人に支払う
共有
上記3つの分配が困難な場合に選ばれる。

遺産分割は相続人全員の協議が必要

遺産分割協議には相続人全員の参加が必要になります。
一人でも相続人を除いた協議は無効となります。
確実な協議書を作成するには、誰が相続人になるのか、法律を確認したり、戸籍を収集したりする必要があります。
※包括受遺者(遺言によって財産の1/3を遺贈すると言われた遺言者の友達など)も相続人と同じ地位を有するため、参加が必要です。

法定相続分と異なる分割も可能

相続人全員の合意があれば法定相続分と異なる分配も可能です。
例えば「家1000万円」「現金500万」の遺産があり、「妻」と「長男」のみが相続人の場合
法定相続分は、現金に換算して考えると「妻750万」「長男750万」の半分ずつですが、
合意があれば、「妻家1000万円」「長男現金500万」という分割も可能です。
ただし、負債については、債権者の同意がなければ、法定相続分と異なる分割はできません。

遺言と異なる分割も可能

相続人全員の合意があれば遺言と異なる分割も可能です。
この例は極端ですが、
遺言に「妻には現金」「長男には家」と書いてあっても、
合意があれば「妻に家」「長男に現金」とすることが可能です。
ただし遺言で遺産分割が禁止されている場合や遺言執行者の同意が得られない場合は異なる分割はできません。

 

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